日本国内中心の中部東海地区に位置し、多種多様な業種の工業用ゴム部品と工業用精密切削部品の製造販売を行っております。特に特殊材質ゴムの小ロット多品種の製造を得意とし、お客様からの要望の形状や材料スペックに対し、日本本社が協議提案をさせて頂き、安心して使用して頂ける製品作りを心掛け、小回りの利くメーカーを目指しております。
また、KANO RUBBER GROUP内のマザー工場として、グループ内、海外現地法人に対して技術や品質の提供を行っております。
日本本社では、日本国内のお客様よりご依頼のあった製品の使用用途や組み付け性に適合した形状の設計開発と金型設計や、使用用途に対しての適合した材料スペックの材料設計開発を主体に行っております。中国国内のお客様や中国で生産を希望するお客様に対しても、加納橡膠（香港）有限公司、加納橡膠工業（深圳）有限公司、加納橡膠工業（蘇州）有限公司と綿密な打ち合わせによる共同開発や技術提供を行い、対応を致しております。

加納ゴム工業（株）本社より車で20分の刈谷市に位置しております。（株）中川工業として1967年の創業以来2013年2月の加納ゴム工業（株）との合併に至るまで、自動NC旋盤で、ロボットアーム、パーツフィーダー、オートローダーを駆使した自動化、無人化を図り、主に鍛造材料より自動車部品の丸物量産品の精密切削加工を行ってきました。今後、45年間の精密部品切削技術や品質管理を生かし、従来の部品を主体に、他産業に対しても、多種多様な材質に対しても対応が出来、小ロット多品種の製品作成に向けCADCAMの設備充実をさせ、小回りの利く工場を目指しております。

中国広東省の経済の中心地深圳市に位置し、1995年3月、来料加工での工場立ち上げ以来、加納橡膠（香港）有限公司を販売元として中国華南地区のお客様に外貨にて製品を販売させて頂いて来ました。
2011年7月独資企業法人に変更した事により中国国内への販売権も可能になり、自動車産業等の中国国内販売産業にも営業範囲を拡大する事が出来ました。
立ち上げ依頼、培ってきた品質管理と技術力を基に、精密部品をはじめ機能部品まで小ロット品から大ロット品まで、どんな製品でも安心して生産する事が出来るメーカーです。
特にゴム部品に絡む周辺部材（樹脂、板金、切削品、その他）の調達にも経済特区の地域性を生かした安価で高品質な部品が購入出来、ライニング製品からユニット組み付け製品まで生産が可能です。また、日本本社の開発技術を生かし、現地お客様からの多種多様な要望にもお答えが出来る提案型の物作りを行っております。
今後、中国華南地区のお客様だけではなく中国全土への販売を目指しております。

中国、長江デルタ地区の中心、太湖の東岸、水の都、世界遺産等が点在する古都として有名な蘇州。
その蘇州の東に位置する国家級開発区で有り、環境の良い工業園区に有る加納橡膠工業（蘇州）有限公司は、金具ライニング製品をはじめ、大きな製品から極小の精密部品に至るまで、幅広い業種に向けた製品を製作しております。
また、地域性も生かし、ゴム製品に纏わる周辺部材の調達、アッセンブリ等にも対応をしております。
また、日本本社開発設計と連携して最適な材料、金型の提案が出来る体制を整え、試作や消耗品等の小ロット対応も可能です。
“中国だから出来ないのではなく、中国だからこそ出来る事が有る”とスタッフの人間性の育成にも力を入れ、お客様、仕入れ先様、当社の三位一体での発展を目指し、アットホームな暖かい会社を目指しております。